悪徳弁護士

弁護士の考え方は基本的には法律に基づく考え方であるが、一口に弁護士と言ってもそれぞれの観念、理念を持っているものである。

そんな弁護士の中には「悪知恵」を働かし、不正あるいはそのギリギリのことを平気で出来てしまう者もいる。

いわゆる「悪徳弁護士」である。

最近でも言われ始めるようになったが、クライアントに説明もせず勝手に過払い返還請求を行ったり、

あるいは、破産依頼を受けたが破産申立を怠り会社財産の費消を放置し債権者に配当する財産を失わせたり・・・まあこれはとある法律事務所の不祥事だが、

色々とあるが、かつてあったことを書くことにする。

特に闇金融ばかり相手にする弁護士にはよくあることであるが、闇金融で詰まってしまい依頼してくるほとんどは当然であるが「金がない」状態である。

なので、相談料も手付金も払える状況ではないことが多い。

その中で闇金の多重債務で遅れていると言うことは「追い込み」をかけられていると言うことで、当然会社、身内などにもひっきりなく連絡が入っている可能性は高い。

さすがに、賢い弁護士であれば「受任しても仕事をクビになる可能性があり、後払いだと取っぱぐれてしまうかもしれない」ぐらいのことは容易に判断がつく。

もし、依頼を受けるなら何とか先にいくらかでも貰っておきたいわけであるが、依頼人にはまったく資力がない。

ではどうすればいいのか？少し方法を考えてみてほしい。

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どうだろうか？

おそらく思いついた方法は「闇金に借りさせて資金を作らせる」ではないだろうか。

闇金相手の整理は「形式的であって形式的ではない」口頭で簡単に終わらせられることも多い。

そして、闇金融相手であれば一件だろうが数十件だろうが追い込みがあれば同じ様な結果を招くリスクも高い。

だったら、最後に借りれるところから借りれるだけ借りさせ、そのお金を依頼費に充てれば取っぱぐれることはないだろうと悪知恵を働かせるわけである。

先述で「特に闇金融ばかり相手にする弁護士にはよくあること」と書いたが、語弊が無いように言っておくが、こういうことをさせる弁護士が多いと言うことではなく、

「資力がない状態の依頼者が多い場合がある」と言う意味での「よくあること」ということであり、

実際に借りさせて依頼費を作らせるようなことをする一部の弁護士もいたと言うことである。（今もいることはいるだろうが）

事実、かつて借りて２時間後位に弁護士に行ったということもあった。

それらを決定づける「証拠」はないが、後で本人に問い詰めると「弁護士さんにそのように指示された」とのことである。

また、そのような目的で借りる者はさまざまな嘘をついて借りようとすることが多い。

また、闇金業者はそのように「借りてすぐ弁護士に行った」場合の融資を「弁護士費用」と揶揄することもあるが、

遅れがあり詰まっている状況下では「弁護士費用のためじゃないのか」と最初に問い詰めて貸さないことが多いものである。

ＰＳ，

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