DM(ダイレクトメール)による勧誘


DMとは、一般的に自宅に届く、案内が記載されているはがきタイプのものや封筒タイプのもので、闇金融業者の顧客獲得をするための手段の一つでもある。闇金に限ったことではないが。

下図は例として作成したものだが、こんな感じのものである。

闇金融業者のDM例

即日融資で、他社の債務を超低金利で一本化すると謳う。普通ではありえない内容であるが、借金が膨れ上がり、月々の返済が多い者にとっては、非常に魅力的である。

仮に、300万の借金があったとしたら、

(300万×年利%)÷12ヶ月=月々の支払額になる。(手数料などは含まない計算)

かつては、消費者金融の利息は29.2%が上限だった。(また戻る可能性もあるが)そうすると、

(3000000×29.2%)÷12=73000で月々最低73000円の利息を支払う計算になる。

それを考えると、闇金のDMにある月々の支払計画の謳い文句では、73000円入金するとその入金額の9割近くは元金を充てることができてしまうわけである。

そんな風に、困窮している人にとって、非常に効果的な謳い文句なのであるが、実際に借り入れができるのは数万円程度で、金利は暴利なものである。

DMの反響率は?

では、実際にDM見て申し込みをする人は何人位いるものなのか?

多くいそうな気もするが、実際は1%以下の反響でしかない。名簿屋から購入するリストの「質」(どのような内容の個人情報かと言うこと)によって多少の前後はあるが、およそ、その程度である。

*名簿についての詳しい説明は名簿屋と闇金業者は表裏一体

つまり、3000人にDMを発送したとしても、反響があるのは30人以下、どれだけ多くても50人以下で、その中から貸付がなされるわけなので、数はさらに減る。

それと、説明で3000人を例に出した理由は、闇金業者が一度に発送するDMの数が、およそその程度で、一ヶ月の間にそれを数回、つまり、多くても15000件以下の場合が多い。

一見すれば、その程度の数しかないのかと思えるだろうが、闇金融の「超高金利」をもってすれば、あっという間に元が取れてしまう。

ゆえに、闇金業者はDMを送ることを辞めるようなまねはしないのだ。


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