闇金用語・隠語一覧


闇金融用語

闇金業者が使う隠語であるが、組織、グループ、その他(個人的闇金経営者)によっては異なることも多い。また、ブラックに関する隠語はその時々の客の現状で新たに作ることもある。

例えば、「ジャンプ2、オクレ、コゲ、Bブラック」などのようにその客がどのような経緯をたどったかが分かるようにしておくことが多い。

この場合はジャンプを2回しその後遅れて焦げ付きの処理をしたがその後弁護士に行ったと言う意味になる。

以下は、比較的よく使われる隠語で、これら以外にも存在はする。

また、大手サラ金やクレジット会社などの信用情報の様にすべてを管理する機関なるものはなく、闇金のブラックなどに関する情報はそれぞれの組織、グループ下で組織的に管理されることが大半である。

 

 

【押し貸し】
本人の断わりなく、勝手に無理やり振り込む(貸し付ける)こと

【追い出し(追い貸し)】
返済日に入金が遅れそうになると追加融資をし、そこから支払ったという形にする

【前日確認・当日確認】
返済日の前日に返済予定であることを確認させる電話、当日に何時に返済になるかを確認させる電話

【再貸し】
完済した客に、再び融資をすること

【ジャンプ】
返済日に利息だけを入金し、次の返済日に持ち越すこと。ちなみに利息入金ばかりし次回に元金を持ち越すジャンプばかりする客をジャンパーと呼んだりもする。

*闇金業者にとってジャンパーはありがたい存在である。

【元づめ】
利息より多めに入金し、その分で元金を減らすこと

【融資手数料】
融資をする際、「事務手数料」名目で元金からいくらか引かれる

【ジャンプ手数料】
ジャンプする際、「更新手数料」名目で、いくらか追加で取られる

【口数】
追い出しや追加融資をした場合、元からある債務と区別し、それぞれを1口目、2口目などと呼ばれる、その数

【短期】
闇金業者の別名で、短期返済業者の略

ブラックに関する隠語

【ブラック】
何かしらのブラックであると言う意味

【IB(アイ・ビー)ブラック】
一発弁護士の意味で、貸して一度も返済がない状態で弁護士が介入したということ

【B(ビー)ブラック】
最終的に弁護士が介入したと言う意味

【貸禁(貸出禁止)】
貸出を禁止する意味

【回収不能】
回収が不能であることを意味する

【回収】
コケ、コゲたが最終的に回収した意味

【能ナシ】
返済能力がないという意味

【S(エス)ブラック】
詐欺であるという意味

【オクレ】
延滞があるという意味

【ゴネ・ブラック】
ゴネてくる、ゴネる客の意味

【コケ】
支払いが途中で止まる、できなくなったなどの意味

【コゲ】
支払いが途中で止まる、できなくなり焦げ付いた意味

【K(ケイ)駆け込みブラック】
警察に駆け込みしたという意味

【K(けい)ブラック】
警察が介入したと言う意味

【ニゲ(逃げ)】
完全に飛んだと言うわけではないが、一時的あるいは現在進行形で逃げ隠れした事の意味

【代払い】
本人の代わりに第三者が代わりに支払ったことの意味

【トビ】
飛んだという意味

【I(アイ)トビ】
一発トビ、一度も支払わず飛んだという意味

【和解】
何かしらの和解したことを意味する

【元和】
元金で和解したという意味

【民商】
民主商工会の略で、そこが介入したことを意味する

【X(エックス)】
×(バツ)、つまり当事者が亡くなったことを意味する

サブコンテンツ

このページの先頭へ