出会い系サイトと出会えない系サイトの罠

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少女売春・買春の温床とも呼べる出会い系サイトやアプリが無数に存在している。

その中には「純粋」に出会いを求める利用者のいるだろうが多くは「あってヤリたいだけ」と言う利用者の方が圧倒的に多いであろう。

それが、悪いと言うわけではなく「お互いの同意」が明確であれば個人的には利用する、しないも自己責任の元好きにすれば良いとは思う。

おそらく説明するまでもないであろうが、出会い系サイトとはどういったものなのかだが、簡単に説明するとユーザー登録をしその中でメールなどのやり取りをし合意があれば会うと言うものである。

そして、やり取りをするにはポイントを消費し、そのポイントがなくなればやり取りができなくなってしまう。

それ以上続けたいのであればポイントを購入し、つまり「課金」をして継続させると言うものになる。

では、ここからが本題であるが「実際、会うことが出来るのか?」と言うことだ。

この問いに答えるならば「会えることもあるだろうが、そのほとんどは会えない」が答えになる。

つまりは「出会い」を謳っている「出会えない」出会い系サイトと言うわけであり、メールの相手は女性ではなくそれに風した雇われている多くは男(サクラ)の従業員である。

相手が女性だと思い込んで必死に出会おうとメールをしているが、その相手はただのオッサン(サクラ)が女性のふりをしているだけで、そして課金者はそのオッサンに対し「萌え」ているわけである。

当然出会えるわけもなく、そのギリギリのところで永遠にメールのやり取りがなされている。ゆえに「出会えない系サイト」と言うわけなのである。

出会い系サイトに陥りやすい人とは

出会い系サイトに陥る人の特徴は、

・女性との経験が少ない、あるいは無い

・普段引きこもり気味で人とのコミュニケーションが少ない

・女性と接する機会がないがゆえに自分の女性に対しての理想像を神格化し過ぎている
(二次元にあこがれを抱くのもその一つではないだろうか)

・「出会えた!会ってすぐにホテルで・・・」などの口コミ、偽口コミにすぐ反応してしまう(警戒心の少ない人)

などなど、挙げればきりがないが、その最も多くの共通点は「対人する人数が少なく孤独感が強い」人に多いのではないだろうか。

仮に警戒心が強くても一度そのストッパーが外れてしまうとブレーキが利かなくなるものである。

なぜ、歯止めが効かなくなるのか

これは出会い系に限らず「課金」ビジネスの多くに当てはまるがその「巧妙さ」にある。

心理学的に言えば色々な効果や法則が当てはまるであろうが、

例えば「人は何かに費やした「時間」「お金」「労力」が大きければ大きいほど、それに対しての執着心も強くなり引くに引けなくなる」コンコルド効果(サンクコスト効果)による心理現象が働き、

「課金したからには何とか会いたい」と思ってしまいやめられず課金し続けてしまうなど、あるいはパチンコやスロットで追い銭し突っ込んでしまい引くに引けないのも当てはまる。

さらに言えば、ネット上の「成功法」や「みんなの体験談」的なものを、ほんの一部の意見でしかないにもかかわらず「みんな、そうなんだ!」と思い込んでしまったりし、

「周りがそうなら自分も成功、体験出来るはず」と突き動かされてしまったりなど。

その「欲望」につけ込まれ「きっと会える」などの妄想をさせ、さらにそれを暴走させ歯止めが効かないようになってしまうわけである。

ここまで来るともはや相手の思い通りになってしまう「おいしいカモ」でしかなくなってしまう。

実際、出会い系サイトの詐欺や投資詐欺などさまざまな詐欺による被害が増加し、周知の事実とし「怪しいもの」と言う認識が広まっているにもかかわらず、

それでもなおこのような手口が後を絶たないのは「おいしいカモ」がそれらを下支えしているからにしかすぎない。

もし、「課金している」と心当たりがあるのならば「オッサン相手に萌えている」と考えれば冷静になれるのではないだろうか。

PS

どうしても人と出会いたいならば、合コン検索サイト 『いつコン』ででも探してみたらどうだろうか。

くれぐれも「出会えない系サイト」の餌食にはならないように。

PPS

これらの「怪しいビジネス」について今後も掘り下げていきたいと思うので、そのうち書いていこうと思う。


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